少しずつ忘れていく

2012年4月10日
思い出す。だけど、もう顔もぼやけてしまっている。


会いたいけど会えない人がいる。
彼にとって、私は記憶から消したい人なんだと思う。

思い返せば、いつも悩んでばかりいた恋。
その頃の私にとっては彼の言うことが理解できなかった。
あの子に対する思いも理解できなかった。
私が彼女なんだからと構えられるほど余裕がなかった。

本当に嫌いになって別れた訳じゃない。
話したいことも山のようにある。
彼は恋人でもあったけど
大切な友達でもあったと
失わなければ気づかなかった。

共通の友人から、彼は結婚して2児の父だよと聞いた。
彼には感謝の気持ちしかない。幸せに暮らしていてくれて良かった。
そう思ったのだけど、どことなくショックだった。

前に進んで当たり前なんだから。
自分が決めたことなのだから。

ありがとう。
あの頃、私はあなたのことが誰よりも大好きだった。


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